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KOTODAMAによる 連続ドラマの感想やあらすじをご紹介するブログです

【中学聖日記 主題歌 プロローグ  By Uru 歌詞を解釈します! 】

TBSドラマ 中学聖日記の主題歌“プロローグ”が12月5日、CDリリースに先駆け10月30日より配信を開始しました!


「プロローグ」

作詞・作曲 Uru

編曲 トオミヨウ

中学聖日記】のために書き下ろされた楽曲

揺れ動く気持ちや戸惑い、また純粋で儚い淡い恋心を表現されているバラードソングです。

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この曲を歌うのはシンガーソングライターの「Uru」(ウル)

もともとはYouTubeで2013年頃から自身のカバー曲を披露していました。
本名、所在地、年齢などは非公開、素顔もほぼ見せていません。

私もYouTubeで何度も聞き入っています 。

透き通った歌声が、せつなさや儚さを連想させ、、泣けます。 

カバー曲といえども、オリジナルのシンガーが歌う曲のイメージをいい意味でガラリと変えてしまいます!

優しく歌い上げるだけでなく、テクニックも完璧なんです!たぶん。(←素人の見解)

YouTube公式チャンネルのUruさんの顔は一部しかみえませんが、毎回バックの情景が変わります。

キャンドルだったり、傘とか置物。そんな小物をぼんやりと眺めながら、カクテルやワインを片手にUruさんの歌に聞き入るのも楽しめます。

そして、魅力の一つ、英語の発音がめちゃくちゃ綺麗です。洋楽も確実にうまいはずです!

最後には「最後まで聞いてくれてありがとう」とメッセージがでます。

いえいえ、こちらこそ。現実を忘れさせてくれる時間を

ありがとうございます。

 

youtu.be

【プロローグの歌詞をじっくり読んでみた!】

ドラマの内容に照らし合わせて、この歌の歌詞を私なりにじっくり

考察してみようと思います。もちろん、個々のとらえ方や考え方は一つではないので

正解や答えがあるわけではありません。

Uruさんが描いた苦しくて切ない恋心、あなたならどう解釈しますか???

 

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主題歌である「プロローグ」の歌詞は検索サイトの歌ネットリアルタイムランキングで2週連続1位を獲得しているほどです。

 

“プロローグ”の意味ってなんだっけ?

【作品の意図などを暗示する前置きの部分。序詩・序幕・序章・序曲など。
比喩的に、事件の発端(ほったん)。】
 
そうなんです。女教師と15歳の少年の禁断の恋がはじまった序章を描いたこの曲。
歌詞を見ていきましょう。
 

プロローグ

作詞・作曲 Uru

 

目にかかる髪の毛と かきわけた指 壊れそうでどこか 寂し気な背中

頼りない太陽を にじませながら ほほえんだ その横顔を 見つめていた

ここでは仕草や情景がかかれていますね

第1話で綺麗な夕焼けの写真を撮っている晶のシーンがあります。

なのでここは聖からの目線で想像してみますね。

晶の無造作な髪形やしぐさ、まだ不安定でどこか頼りない彼が

美しい夕焼けをみてほほ笑むのです。その横顔にひきこまれてみつめてしまった聖。

恋のはじまりってそんなワンシーンからはじまるのかもしれませんね。

 

いつの間にかそのすべて 視界に入ってくるの 心が波打つ痛みに

どうして気付いてしまったの

そんな不思議な魅力を持つ彼を意識せずとも目で追ってしまう

それを何度も繰り返すうちに、自分の中の秘めた思いに気付いてしまうのです。

だけど、相手は自分の生徒。。。そんな想いは生まれてはいけなかったのに。

まさに、どうして。どうして。

波打つ自分の気持ちに気付いてしまったのだろう。

 

あなたを探してる 隠した瞳の奥で 誰にも見えぬように

行き場もなくて さまよいながら

 

あなたの姿を探してしまう。隠そうとする瞳の奥で、誰にもバレないように。

教師として生徒を好きになってしまうなんて、あってはならないことです。

でも、、思ってしまう。あなたの事を。

だけど、その“想い”はどこへ向かっていいのか

分からなくなって、さまよってしまう。。

 

あなたと見る世界は いつでも綺麗だった 空には一つだけ

淡く光る 小さな星が 残ってる

周囲になんと言われようと、純粋に心を通わす二人にとっては、

その世界はいつでも綺麗だった。

淡く光る小さな星でも、暗闇に飲み込まれず光を放つ、

自分たちの気持ちを表現しているのかもしれません。

 

求めては突き放す 読めない心 見つめられる程に 嘘がつけない 

力なく点滅する あの街灯を 見上げてた その横顔は 優しかった

こちらは晶からの目線で想像してみると、晶はとにかく純粋で、自分の気持ちを

聖にぶつけるしか方法がみつからなくて、聖には何度も突き放されしまいます。

聖からみれば突き放してもなお、真っすぐに思いぶつけてくる晶の気持ちに

やっぱり嘘はつけなくて。

力なく点滅する街灯をみあげる表情でさえ、晶への思いで溢れてしまっていたんですね。

 

壊れそうに膨らんで 真っ赤に熟れた果実は 誰かの摘む手を待っている 

ねえ、それは 私だった 

壊れそうに膨らんで真っ赤に熟れた果実、、、禁断の果実なのでしょうか。

晶の気持ちが真っ赤に熟れた果実だったとすると、応えてくれる聖の気持ちを待っていることになります。でも、、実はこれ、聖の方だったのかなと思います。

聖の胸の中のいつ壊れてしまってもおかしくない果実が、膨らんで膨らんで、行き場がなく彷徨って。誰かに摘んでほしくて。早く摘んでほしい、そう願うのは私の方だったんだよ。と。

 

あなたが溢れてく 抑えた胸の数だけ 隠せない“はじまり”を  

次から次へ 手の平に伝えていくよ

抑えていた気持ちは その分とめどなくあふれ出して ふたりの禁断の恋が

スタートしてしまいます。つないだ手からは二人の確かめ合う気持ちが伝わっていますね。

 

風は冷たいのに 染まった心は赤いままで あなたに触れたいと思ってしまった 

どうして二人出会ったの 

だけど、教師と生徒。その現実は消せなくて。周りからの冷たい風を受けながらも

お互いの気持ちが冷めることはなくもとめてしまう。恋してはいけない二人なのに

神様はどうして二人を出会わせてしまったんでしょうね。

 

痛くて苦しくて それなら見えない様に どこかへ飛んでいけ そう思うのに

こんな恋なら消えてなくなってしまえ!そう思うのに。。

この恋を終わらせることができず胸を痛め、苦しんでしまう。

それほどまでにあなたを好きになってしまった。

 

あなたを探してる 何度も名前を呼んで 空には一つだけ 淡く光る

小さな星を 浮かべて

引き裂かれれば引き裂かれるほど、あなたを求め探してしまう

何度も何度も名前を呼んで。

あなたは私にとって真っ暗なこの世界の唯一の希望の光だからー。

 

 

・・・そんな意味合いなのかもしれません。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。

 

 

 

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